「バルマン」の広告ビジュアルにカーラ・デルヴィーニュがヌードで登場

「バルマン(BALMAIN)」の2019年春夏コレクションの広告ビジュアルに、人気モデルで女優のカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)がヌードで登場した。発表された2つのイメージはいずれもモノクロで、1つはカーラが一人でポーズを取っている姿が全身で写されており、もう1つはオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)「バルマン」クリエイティブ・ディレクターが上半身裸でカーラの後ろに立ち、両腕を上げたカーラの胸を両手で覆っている。撮影はドイツを拠点とする写真家のダン・ベレユ(Dan Beleiu)が担当した。

ルスタンは、「僕たちが子どもだった1990年代に流行していたアルバムのジャケ写をイメージした」と語る。ルスタンは85年、カーラは92年生まれだ。「このキャンペーンでは、黒人もしくは人種が入り混じった肌の色と、白人という異なる肌の色が“再会”している様子を表現している。ヌードで撮影したのは、オーセンティックでありたかったから。基本に立ち返り、ピュアで透明性の高いものにしようと思った」という。

カーラは「バルマン」2019年春夏パリ・コレクションのランウェイにも起用されており、ショーのオープニングを飾っている。ルスタンは、「彼女には素晴らしいカリスマ性があり、誰をも引き付ける強い目力を持っている。どんな服にも負けない存在感があるので、服を着せたくないと思ったんだ。彼女とは以前からの親しい友人だが、この撮影は二人の友情をいっそう深めてくれた」と撮影の意図を説明する。「とても官能的な雰囲気のビジュアルだが、そこにいやらしさは全くない。カーラの力強い視線やボディーラインが全てを語ってくれている」。

カーラが「バルマン」のキャンペーンに登場するのはこれが2回目で、前回は14-15年秋冬だった。今回の広告ビジュアルに続き、今後のプロジェクトにもカーラが起用される可能性があるという。なお、2月には「バルマン」の新旗艦店がパリ・サントノレ通りにオープンする予定。

新元号、令和時代を迎える大切なときに贈りたい「バカラ」のヴィータ タンブラー 2019

フランスの「バカラ(BACCARAT)」のラグジュアリーなクリスタルコレクションは、時代の節目や人生の記念など大切な瞬間を演出する祝杯や贈り物として世界で選ばれる逸品だ。今年、平成から令和へ、新しい時代を迎える日本にぴったりのアイテムとして注目したいのがイヤータンブラー(年号入りグラス)のヴィータ(VITA) タンブラー 2019だ。

この「バカラ」のイヤータンブラーは2010年から続く人気のシリーズで、その年だけの特別なコレクションとして人気が高い。節目となる10番目として今年発売された“ヴィータ 2019”は、イタリア語で人生や生活を意味する。「バカラ」ならではのクリスタルの華やかなきらめきと深い陰影が特徴だ。「バカラ」のコアバリューである250年以上におよぶ伝統の技術力に裏打ちされた高い品質と、現代的で上品なデザインが集約されている。まさに人生を豊かにするマスターピースだ。

「バカラ」はルイ15世の認可のもとに創設されるや、“王者たちのクリスタル”として王侯貴族に愛用され、今でもフランス大統領府であるエリゼ宮での晩餐会では必ず「バカラ」のグラスが使用されるという。日本でもかつて皇室がオーダーするなど、本物の魅力を持つ。時を超えて不変の輝きを放つ「バカラ」は、令和時代も大切な人へ最高の贈り物となるに違いない。

ヴィータ タンブラー 2019は、「バカラ」のクリスタル製品がトータルでそろうバカラショップ 丸の内をはじめ、百貨店などの直営店で販売されている。価格は1客6500円、2客セット1万3000円。

「ホットペッパービューティーアワード2019」発表 「オーシャントーキョー」の高木琢也が3連覇

「ホットペッパービューティー(HOT PEPPER Beauty)」が主催する「ホットペッパービューティーアワード 2019(HOT PEPPER Beauty AWARD 2019)」の結果が発表され「ベストスタイル」部門(メンズ)で「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」の高木琢也代表が3連覇を達成した。

同アワードは、「ヘアサロンやヘアスタイリストが注目・評価される場を作ることで美容業界がより活性化する一助としたい」という思いからスタートし、今回で3回目の開催となる。部門は、ユーザーに多く利用されたヘアサロンを表彰する「ベストサロン」部門と、ユーザー投票で決定した人気スタイルを発表する「ベストスタイル」部門の2部門で構成されている。

「ベストスタイル」部門は、過去最多の2万点以上の応募作品の中から、レディース部門・メンズ部門それぞれユーザーに支持されたスタイルが選ばれた。最終審査となる一般投票では44万票を超える投票があり、レディース部門は「ブレス ボー(Breath beauu)」の宮内博貴クリエイティブディレクターが、メンズ部門は「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」の高木代表がグランプリに輝いた。

一方の「ベストサロン」部門は、全国3万9000を超える「ホットペッパービューティー」掲載サロンの中から9エリア・4席区分ごとに、2018年の1年間でもっともユーザー利用の多かった36サロンがGOLD Prize(ゴールド プライズ)として選出された。

【ベストススタイル部門 レディース】
1位 宮内博貴 / 「ブレス ボー(Breath beauu)」
2位 岡田道好 / 「ギャフ(GAFF)」表参道本店
3位 吉見康平 / 「リノ バイ ユーレルム(Lino by U-REALM)」吉祥寺
4位 SHIGERU / 「シアター(THEATER)」
5位 みなみ / 「オーシャントーキョー サニー(OCEAN TOKYO Sunny)」
6位 川瀬賢翁 / 「ロンド ジュルード(Lond jeloud)」名古屋
7位 陽介 / 「オーシャントーキョー サニー(OCEAN TOKYO Sunny)」
8位 Zumi / 「ブラン(Blanc)」梅田
9位 増村徳人 / 「マージュ ギンザ(marju GINZA)」
10位 竹若真央 / 「オレンジクラッカー(Orange Cracker)」

【ベストススタイル部門 メンズ】
1位 高木琢也 / 「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」本店
2位 Suzuki / 「ヘアデザイン ノエル(hair design Noel)」
3位 大垣俊也 / 「メリケンバーバーショップ(MERICAN BARBERSHOP)」
4位 木村奏也 / 「オーシャントーキョー シブヤ(OCEAN TOKYO Shibuya)」
5位 鈴木大二朗 / 「オーシャントーキョー シブヤ(OCEAN TOKYO Shibuya)」
6位 西村洋亮 / 「メンズ レオ(men’s LEO)」南森町店
7位 櫻澤和宏 / 「リップス(LIPPS)」 表参道
8位 出井直助 / 「オーシャントーキョー オオサカ(OCEAN TOKYO Osaka)」
9位 村上広太 / 「リップス(LIPPS)」原宿
10位 宇野文彦 / 「ネイビー(NAVY)」

【ベストサロン部門 ゴールド プライズ受賞サロン】
北海道エリア
2席以下:「サロンエイト(salon 8)」 / 北海道札幌市
3~5席:「ビコ シスター(bico sister)」 / 北海道札幌市
6~9席:「ロスター(ROSTAR)」 / 北海道札幌市
10席以上:「ビコ サッポロ(bico SAPPORO)」 / 北海道札幌市

東北エリア
2席以下:「ヘアスタジオ ガロウ(hair studio garou)」 / 岩手県盛岡市
3~5席:「アグ ヘアー アトリエ(Agu hair atelier)」仙台中央店 / 宮城県仙台市
6~9席:「アグ ヘアー ギフト(Agu hair gift)」広瀬通店 / 宮城県仙台市
10席以上:「リタ(Lita)」 / 宮城県仙台市

北信越エリア
2席以下:「カルテ(karte)」 / 新潟県長岡市
3~5席:「ジジ ラ ポルト ルージュ(JiJI la porte rouge)」 / 新潟県長岡市
6~9席:「クロエ バイ ラヴィズム(CLOE by LUVISM)」万代店 / 新潟県新潟市
10席以上:「ラヴィズム(LUVISM)」 / 新潟県新潟市

関東エリア
2席以下:「ヘアガーデン テンダネス(hair garden 10derness)」 / 千葉県千葉市
3~5席:「ナチュラルヘアーデザイニング(Natural hair designing)」 / 栃木県宇都宮市
6~9席:「ロンド(Lond)」銀座店 / 東京都中央区
10席以上:「アルバム シンジュク(ALBUM SHINJUKU)」 / 東京都新宿区

東海エリア
2席以下:「ピコロ(picoro)」 / 静岡県三島市
3~5席:「ディアランド(Dearland)」 / 三重県鈴鹿市
6~9席:「ナトゥーラ(Natura)」 名駅店 / 愛知県名古屋市
10席以上:「アフロート ナゴヤ(AFLOAT NAGOYA) 」 / 愛知県名古屋市

関西エリア
2席以下:「ウミルタ(umilta)」 / 大阪府大阪市
3~5席:「ショコラ ウメダ(Chocolat UMEDA)」 / 大阪府大阪市
6~9席:「ラックスビー ルーラ(LUXBE LULA)」大阪梅田茶屋町店 / 大阪府大阪市
10席以上:「クロエ(Cloe)」梅田 / 大阪府大阪市

中国エリア
2席以下:「ヒダマリ(hidamari)」 / 広島県東広島市
3~5席:「ファッジ(fudge)」 / 広島県広島市
6~9席:「スミス(SMITH)」 / 鳥取県米子市
10席以上:「ラフィス ヘアークラン(La fith hair clan)」広島店 / 広島県広島市

四国エリア
2席以下:「ボー ベル(Beau Belle)」 / 徳島県徳島市
3~5席:「ディス(This)」 / 香川県高松市
6~9席:「ハーツ(HEARTS)」高松店 / 香川県高松市
10席以上:「ヘアーサーカス(hair circus)」 / 香川県高松市

九州・沖縄エリア
2席以下:「サロン(SALON)」 / 大分県大分市
3~5席:「ベリード(varied)」 / 大分県大分市
6~9席:「リトル フクオカ(little fukuoka)」 / 福岡県福岡市
10席以上:「オプスヘアーフェリース(OPS HAIR feliz)」天神店 / 福岡県福岡市

「ドクターマーチン」×マーク・ウィガン限定コレクションを発売 原宿店でライブペインティングを開催

「ドクターマーチン(DR. MARTENS)」は、イギリスのアーティストのマーク・ウィガン(MARK WIGAN)とコラボしたコレクションを9月19日に発売する。クラブシーンやユースカルチャーを描写し、ファッションや音楽、アートを通して自己表現をし続けるマークは世界中で注目を集めるアーティストだ。今回彼と「ドクターマーチン」がコラボしたコレクションには、3つの異なるプリントを6つのスタイルで提供する。1980年代にニューヨーク・ソーホーのナイトクラブにペイントしたパターンや、カートゥーンカルチャーを取り入れたグラフィックな柄など、マークらしいデザインがそろう。シューズだけでなくTシャツやバッグもラインアップする。

また、コラボを記念し、原宿店では9月14日、マーク本人が来店してライブペインティングを行った。約2時間かけて行った彼のデザインは壁一面を埋め尽くし、店外を通り過ぎる人の目を引いた。壁には飛行機から見た富士山や空港から原宿に来る間で見たレインボーブリッジ、原宿などの風景を描いた。彼が思い描く “東京スタイル”としてパンクやヒップ・ホップの要素も取り入れたという。マークは今回のコラボについて、インスピレーションはクラブシーンやミュージックシーンだと話した。自身のアートに関しても常にクリエイティビティーや遊び心を忘れないことを重視しているというマークは、若いアーティストやアーティストを目指す人に対して「自分が興味を持つことや、好きなことなどを追求し続け、自分のカラーを持つこと。継続力と努力を決して忘れないこと。あとは熱い気持ちを持つことが大事」と語った。

原宿店ではマークが手書きでデザインした一品モノが展示されている。なお、9月28日11月8日に開催する英国ファッション・ウイークに合わせ、これらの商品が抽選販売される。同期間中は抽選の応募が可能で、その後当選した人がアイテムを定価で購入することができる。

宝石商になった気分「ヴァン クリーフ&アーペル」でダイヤモンドのグレードを鑑定

「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS以下、ヴァン クリーフ)」が支援する宝石やジュエリーに関して学ぶ「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校(以下、レコール)」が来年2月、東京で開講します。「レコール」は2012年、パリ・ヴァンドーム広場に創設され、13年に日本で14日間のプログラムを開講しました。以降、香港やドバイ、ニューヨークなどでも講義が行われる世界を旅する学校でもあります。日本における2回目の開講に先立ち、ヴァン クリーフ銀座メゾンでレコールの体験会が行われました。

講義の内容はダイヤモンドについて。宝石の代表格であるダイヤモンドの組成から性質、グレーディングまでを学ぶというものです。この体験会のためにフランスからオリヴィエ・セグラ(Olivier Segura)=レコール講師兼サイエンティフィック ディレクターと、宝石鑑定士で美術史家であるマリー・ロール・カシアス・デュラントン(Marie-Laure Cassius-Duranton)=レコール講師が来日しました。

ダイヤモンドの組成からレクチャーが始まりました。通常宝石は、複数の元素で組成されていますが、ダイヤモンドは炭素だけ。ダイヤモンドの生成には炭素と数千気圧の地圧、摂氏1000度以上という条件が必要で、地下150km以上の地中で核ができます。それがキンバリー岩(カンラン石と雲母を主要構成鉱物とする火成岩)のパイプを通して上昇した場所がダイヤモンド鉱山。ダイヤモンド鉱山といえば、まず南アフリカやボツワナを思い浮かべますが、ナミビアやロシア、カナダなどにもあります。鉱山によりますが、ダイヤモンドの採掘量の80~95%が工業用で研磨器具やドリルなどの工具に使用されるそうです。残りがジュエリーになるのですが、その中でも高品質なものは全体の0.15%とごくわずか。それらが、ファインジュエリーやハイジュエリーになるわけです。

ダイヤモンドは今では最も硬い石だと知られていますが、発見されてから誰もカットできないため‟克服できない石“と呼ばれていたそうです。ダイヤモンドの切断にはダイヤモンドが必要だと発見するのに時間がかかり、ヨーロッパでは中世の終わりからダイヤモンドのカットが可能になりました。ダイヤモンドの結合は特有で、炭素原子5つが立方体状に3次元に構成されているため最強の硬度になります。

ダイヤモンドの原石は正八面体でへき開性を持っています。昔は内包物がどこにあるか原石をじっくり観察してからカットしていましたが、今ではスキャンソフトを使用して内包物を避けてベストな方法でカットできるようになっているようです。テクノロジーは宝石業界にも進歩をもたらしています。ダイヤモンドは「ラパポルト・ダイヤモンド・リポート(RAPAPORT DIAMOND REPORT)」という価格リストがあり、原石をカットする際に価格も計算できるというから、便利なものです。原石をカットした後は研磨され、ダイヤモンドルースになります。

ダイヤモンドの品質を決める4C(カラー、カラット、クラリティー、カット)という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。これはアメリカ宝石学会(GIA)が定めた基準で、ダイヤモンドの価格はこれによって決定します。カラーはD~Zまで。Dは無色で、下に行くほど黄味が強くなります。Z以下のものはファンシーカラーという色付きのダイヤモンドになります。ファンシーカラーのダイヤモンドはピンクやブルー、イエローなどさまざまな色がありますが、バイオレットとレッドが珍しいカラーです。

クラリティーはフローレス(FL)が無傷で、インターナルフローレス(IF)はほぼ無傷、ベリー・ベリー・スライトリー・インクルーデッド(VVS)は微小の内包物、スライトリー・インクルーデッド(SI)は少々の内包物、インクルーデッド(I)は内包物ありで、肉眼で内包物が見えます。

カラットはダイヤモンドを図る重さの単位で1カラットは0.2グラム。なぜ0.2グラムになったかというと、イナゴマメの種1粒の重さが由来です。重さにばらつきがなく、世界中どこでも、年中安定しているという理由でダイヤモンドの計量に使用されていたそうです。

カットは、ダイヤモンドの輝きを決定する重要な要素です。世界的に最も人気があるのはラウンドブリリアントカットで57面あり、プロポーションがよいほどよく輝きます。エクセレント、グッド、フェア、プアーというグレードがあります。

これらはGIAなどの鑑定機関による鑑定書に明記され、石のIDカードとなるわけです。

いよいよグレーディング体験です。ダイヤモンドのグレーディングには10倍のルーペとツイザーを使用します。色は、2つに折った白い紙の上にグレーディングするダイヤモンドを置き、色の基準となるマスターストーンを隣に置いて色の比較をします。クラリティーはツイザーでダイヤモンドルースのガードル(縁)をはさみ、利き目にルーペを近づけてじっくり見ます。ツイザーでダイヤモンドを挟むのも難しく、なかなかルーペの焦点を合わせられませんでしたが、宝石商になった気分でした。最後に、講師のセグラさんから参加者一人一人にコース修了証が渡されました。賞状をもらうのは学生時代以来。新しいことを学ぶ楽しみと特別感や達成感が感じられる体験会でした。